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【小学生の自由研究】この夏、生き物観察をしてみよう!|『ゆるゆる図鑑』の編集者が教える観察レポートのススメ

【小学生の自由研究】この夏、生き物観察をしてみよう!|『ゆるゆる図鑑』の編集者が教える観察レポートのススメ

2026年04月21日13時09分

「自由研究、なににしよう……。」

「むずかしくないけど、おもしろい自由研究ってないかな?」

夏休みが近づくと、そんなふうに悩むお子さんも多いはず。

夏の自由研究って、テーマがいっぱいあって、どれを選べばいいのか迷っちゃうよね。

そこで今回おすすめしたいのが、生き物観察レポート!

身近な生き物をじーっと見て、「なんでこうなってるんだろう?」って思ったことを記録していく、自由研究にぴったりのテーマだよ。

この記事では、大人気シリーズ『ゆるゆる図鑑』(Gakken)編集者の高田さんに、生き物観察をもっと楽しむヒントをいろいろ教えてもらったよ。

どんな生き物がおすすめ? なにを使って観察する? どうやってレポートにまとめたらいい?

その全部をまとめて紹介するから、ぜひこの夏の自由研究の参考にしてみてくださいね!

生き物観察は自由研究にぴったり!

生き物観察は、自分の目で見て、手で確かめる“体験型”の自由研究だよ。

近くにいる虫や魚、カエル、鳥など……。

身のまわりにいる生き物をよーく見て、記録して、調べてみることで、立派な自由研究になるんだ。

生き物って、よーく見るとふしぎがいっぱい!

「なんでこんな色してるの?」「どうやって動いてるの?」「何を食べてるんだろう?」

と、「なんで?」がいっぱいの生き物の世界。

観察すればするほど、きっと新しい発見が待っているよ!

観察レポートで「調べる力」「記録する力」「気づく力」が自然と育つ

「観察したことをレポートにまとめる」って、むずかしそうに聞こえるかもしれないけど、じつはそんなことないんだ。

気になったことを調べて、見たことや感じたことを自分のことばで書くだけでOK!

レポートにしてみると、どんなことに気づいて、どんなことを調べたのかが、あとから見てすぐにわかるようになるよ。

観察レポートを書くことで、

・ 「なんでだろう?」と思ったことを調べる力

・ 見たことや気づいたことをしっかり残す記録する力

・ ちいさな変化やちがいに気づく力

こうした力が、自然と身につくんだ。これって、ぜんぶ自由研究だけじゃなくて、普段の勉強や生活にも役に立つすごい力なんだよ!

生き物を見て、「なんかおもしろいな」「あれ? これちょっとほかとちがうぞ?」って思ったらチャンス! 観察レポートのスタートラインに立ってる証拠だよ。

スケッチしたり、動きをメモしたり、写真を撮ったり……。

観察したことを記録して、自分だけの「生き物レポート」を作ってみてね。

『ゆるゆる図鑑』の高田さんに生き物観察のヒントを聞いてみたよ

『ゆるゆる図鑑』って知ってる?

Gakkenから出ている、ゆる~い四コマまんがと、しっかり解説がセットになった大人気の生き物図鑑シリーズだよ。シリーズ累計はなんと100万部をこえているんだって! 四コマまんがの部分は「ガッコミ」でも読めるから、もしまだ読んだことがないなら、ぜひ読んでみてね。

今回は、その『ゆるゆる図鑑』の生みの親で、生き物観察が大好きな、編集者の高田さんに自由研究にもぴったりな「生き物観察のヒント」を聞いてきたよ。

高田さんは、小さいころから生き物が大好き!

なんでも生き物を観察することは、子どものころから生活の一部だったんだって。

もちろん、夏休みの自由研究も生き物の観察がほとんど。

なかでも一番印象に残っているのは、「魚の胃の中身を観察した」自由研究。

自分で釣ってきた魚をさばいて、胃の中身を顕微鏡でのぞいてみたら、

小さな生き物のかけらのようなものが見えたんだって。

「魚って、どんなものを食べているんだろう?」

そんなふうに、「なんで?」と思ったことを、自分の手で確かめてみる。

それが、観察のいちばんおもしろいところなんだって!

教えて、高田さん! 生き物観察の「イイところ」ってなに?

「あれ? このカエル、他のやつとなんか色がちがう……。」

「この虫、足のかたちが変わってるなぁ。なにか理由あるのかな?」

実際に生き物を見たり、テレビで見かけたときに、そんなふうに思ったことはないかな?

「なんだろう?」って思って、よーく見て、ちがいに気づいていくこと。

それが「観察」なんだ。

高田さんは、「観察をすると細かいところを“見る力”や“気づく力”が育ちます。生き物のつくりやちがいに気づけるようになるんです」と話してくれたよ。

生き物の見た目の特徴や動き方、食べているエサ……。

「気になるなぁ」と思ったら、まずは生き物をよーく見てみることが観察の第一歩。

疑問に思ったら、すぐに図鑑を取り出して調べてみよう。そこにはきっとあなたの「なぜ?」を解消してくれるヒントや答えがのっているはずだよ!

高田さんイチオシ! 『ゆるゆる図鑑』にも出てくる、観察におすすめの生き物

高田さんに『ゆるゆる図鑑』にも登場する、観察にぴったりな生き物を聞いてみたよ。

それぞれの生き物には高田さんからの「観察ミッション」つき!

じーっと見たり、ちょっと調べたりして、自分だけの発見を楽しんでみてね。

【観察の前に! 生き物観察のルール】

・ 逃がすときは、必ず元いた場所にかえすこと!

・ 捕まえに行くときは、大人といっしょに!

・ 危ない場所には入らない! けがをしないように気をつけよう!

・ 生き物によって、捕まえ方の注意点があるよ。必ず守ってね!

【昼の海にいる生き物】

夏の海には、生き物がいっぱい!

小さな魚やカニ、クラゲ、貝など……。

水辺にはたくさんの生き物がかくれているよ。

岩のすきまをのぞいたり、波の動きにあわせて生き物が動くのを見たり。

観察ポイントがいっぱいだから、よーく目をこらして探してみよう!

■ 観察に行くときの持ち物

・ 網(あみ)

・ バケツ

・ プラスチックケース(観察用)

・ タオル

・ サンダル or マリンシューズ(すべりにくいもの)

・ 水筒や帽子(熱中症対策!)

・ 日焼け止め

・ 絆創膏や虫よけスプレー

■ 海の観察で気をつけたいこと

・ ぜったいにひとりでは行かない! 必ず大人といっしょに行こう。

・ 岩や石の上はすべりやすいから、転ばないようにゆっくり歩こう。

・ 高い岩や消波ブロックにはのぼらないこと! とても危ないよ。

・ 波が強い場所には近づかない! 靴がぬげたり、転んだりしてしまうこともあるよ。

・ 海には干潮・満潮(かんちょう・まんちょう)があるよ。岩場などに取り残されないように、潮の時間もチェックしておこう。

・ 漁業権が定められている生き物を捕まえないようにしよう! 場所によって、指定の生き物がちがうからよく調べよう。

■ 逃がすときのルール

捕まえた生き物は、必ず元いた場所に帰してあげよう。

ちがう場所に逃がすと、その地域の生き物にとって悪い影響をあたえること(=生態系がくずれる)があるんだ。

ミズクラゲ / 『ゆるゆるクラゲ・プランクトン図鑑』

世界中の海にいるクラゲの代表、ミズクラゲ!

日本でも、一番よく見られるクラゲで、初夏から夏にかけて大発生するよ。

■ ミズクラゲの見つけ方

夏の海辺で見かけることが多いミズクラゲ。とくに波がおだやかな入り江や港の近くにぷかぷかしているよ。同じ場所にたくさん集まっていることもあるから、探してみてね。

■ ミズクラゲの観察のポイント

持ち運びや飼育はとてもむずかしいから、拾って持ち帰るのはやめておこう。

また、ミズクラゲは弱いけれど、毒をもっているよ。さわると危ないので、基本的にはさわらないようにしよう。

じっくり見たい場合は、水族館に行って観察してみるのも、おすすめだよ。

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■ 高田さんからのミッション!

・ ミズクラゲは浮いてるの? 泳いでいるの?

・ ミズクラゲのかさの動きに注目してみよう!

・ ミズクラゲって、何を食べてるんだろう? 触手の動きを見てみよう!

※海でクラゲを見つけても、絶対にむやみに触らないこと! 種類によってはすごく強い毒があるクラゲもいるから、わからないときは近くの大人に聞いてね。

フジツボ / 『ゆるゆるクラゲ・プランクトン図鑑』

岩や消波ブロックに、びっしりくっついているフジツボ。じつは、子どものころはイラストのような動物性プランクトンなんだ。岩にくっついて離れないフジツボが、いろいろなところにいるのは、子どものころに、プランクトンとしてふよふよと浮いて海を旅するからなんだね!

■ フジツボの見つけ方

港や岩場、消波ブロックなど、潮が引いたあとも水にぬれているような場所にいることが多いよ。

ひとつだけじゃなくて、何十個、何百匹とびっしりくっついていることもあるから、すぐ見つかるはず!

■ フジツボの観察&お世話のポイント

フジツボは岩などにがっちりくっついているから、無理にとろうとしないでね。基本はその場で観察するスタイルで楽しもう。

水中にいるフジツボをじっと見ていると小さな足を出して動かす様子が見えるかも!?

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■ 高田さんからのミッション!

・ フジツボに「足」があるって知ってた? ごはんを食べる様子をじっくり見てみよう!

・ どんなところにいるんだろう。岩? 海藻? 乾いたところにはいない? 生息している場所や環境を観察してみよう!

・ あつまっている? ひとりぼっち? フジツボのまわりにほかのフジツボがいるかみてみよう!

【夕方~夜の公園にいる生き物】

日が落ちると、公園や森は、昼とはちょっとちがう顔を見せる。

昼間はいなかった夜行性(やこうせい)の生き物たちが、ひっそりと動き出すんだ。

どんな生き物がいるか、観察してみよう!

■ 観察に行くときの持ち物

・ 虫とりあみ

・ 虫かご

・ 懐中電灯(ヘッドライトがおススメ)

・ タオル(汗ふき&汚れ防止に)

・ ノート&えんぴつ(その場で気づいたことをメモしよう)

■ 観察のときの注意点

・ 夜の公園に行くときは、絶対に子どもだけで行かないこと! 必ず保護者など大人と一緒に行こう。

・ 懐中電灯をしっかり持って、足元に注意して歩こう。草むらの中や段差に気づかず転んでしまわないように気をつけようね。

・ すべりやすい場所や水の近くには近づかないこと。すべって転んだり、あやまって水の中に落ちないように注意してね。

・ 知らない生き物にはむやみにさわらないこと。とくにカエルや虫の中には、毒をもっている種類もいるよ。

■ 逃がすときのルール

捕まえた生き物は、必ず元いた場所に帰してあげよう。

ちがう場所に逃がすと、その地域の生き物にとって悪い影響をあたえること(=生態系がくずれる)があるんだ。

カブトムシ / 『ゆるゆる昆虫図鑑』

夏の風物詩、カブトムシ。すらりとした長い角に、かたくて大きいからだをもっているよ。

けんかのときには、この角を使って相手を投げとばすんだ。

高田さんが教えてくれたんだけど、カブトムシは捕まえる場所によって色や形が少しづつちがうんだって! また、幼虫のときに、どれだけ栄養をとれていたかによって、角が小さくなったり、大きくなったりもするそうだよ。

■ カブトムシの見つけ方

カブトムシは夜行性だから、夜の公園や林の中で見つけやすいよ。とくに街灯の下や、樹液(じゅえき)が出ている木のまわりに集まってくることが多いんだ。

見つけたときはちょっと力を入れてつかんでも大丈夫! でも、爪がするどいから、けがをしないように、軍手をすると安心だよ。木の高いところにいるときは、虫網(むしあみ)があると便利。

■ カブトムシの観察&飼い方のポイント

カブトムシを飼うときは、腐葉土を敷いたケースにエサ、水分、止まり木を用意してあげよう。

日中は土にもぐってねむっていることが多いよ。ムリにさわらず、夜になったらそ~っと観察してみよう。

※成虫になったカブトムシはひと夏の命。捕まえたら、最後までちゃんとお世話をしてね。

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■ 高田さんからのミッション!

・  カブトムシのからだの裏側はどんな風になっているかな? お腹側を観察してみよう!

・  カブトムシはどんな風にエサを食べるのかな? 口の構造を観察してみよう!

・  カブトムシにはそれぞれどんな個性があるかな? 何匹か観察して、色やかたちの違いを比べてみよう!

ニホンヤモリ / 『ゆるゆる両生類・爬虫類図鑑』

ヤモリは、家に出る害虫(いやな虫)を食べてくれることから、古くから縁起がいい生き物として親しまれてきたよ。漢字だと、家を守ってくれる「家守」など書くよ。よく似た名前のイモリも、同じような理由で、漢字で書くと「井守」になるんだ。

■ ヤモリの見つけ方

ヤモリは夜行性で、少し湿った場所や、街灯の近くにあらわれるよ。

高田さんいわく、「あかりに集まってくる虫を食べに来てるのかも」とのこと。

とってもすばしっこいから、つかまえるのはちょっとむずかしいけど、見つけたらそーっと近づいてみよう。

つかまえるときは、強くにぎるとケガしちゃうし、弱すぎるとすりぬけちゃうから、やさしくつかまえてね。やわらかい布や軍手でそっと包んで、つかまえると安心だよ。あと、しっぽはちぎれやすいから絶対につかまないでね。

■ ヤモリの観察&お世話のポイント

ヤモリは生きている虫しか食べないから、長く飼うのははちょっとむずかしいかも。でも、2〜3日くらいなら食べなくても元気なことが多いから、その間にしっかり観察しよう!

蓋のついた虫かごや水そうに湿らせたティッシュなどを敷いて、静かな場所に置いておくと安心してくれるよ。観察が終わったら、もとの場所にそっとにがしてあげようね。

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■ 高田さんからのミッション!

・ 昼と夜でヤモリの目はどんな風に変わるかな? 目の動きを観察してみよう!

・ 壁にくっつけるヒミツはどこにある? 指先の構造を観察してみよう!

・ 実はヤモリが鳴くって知ってた? 鳴き声を聞いてみよう!

ニホンアマガエル / 『ゆるゆる両生類・爬虫類図鑑』

小さくてかわいい、アマガエル。じつは、都会にも住んでるって知ってた?

アマガエルは乾燥につよいから、意外と町中でも見つけることができるんだ。実際に高田さんも、水辺から離れた場所でアマガエルをみたことがあるんだって!

■ アマガエルの見つけ方

日中は、葉っぱの裏などでじっとかくれていることが多いよ。夕方くらいから鳴き始めたり、虫を食べに動き出すんだ。

アマガエルは田んぼや小川の近くで見かけることが多いけど、最初に言ったとおり、水辺から離れた場所にもいることがあるよ。逆に流れのはやい川には、あんまりいないんだって。池のある公園や、街灯の近くなんかでも見つかることがあるから、よーく探してみてね。

■ アマガエルの観察&お世話のポイント

カエルを観察するときは、虫かごやケースの中に、水を浅く入れてあげると、泳ぐようすが見られるよ。観察が終わったら、もといた場所にちゃんとかえしてあげようね。

※アマガエルの皮ふにはごく弱い毒があるけど、素手でさわってもだいじょうぶ。

ただし、さわったあとは必ず手を洗おう!(絶対に眼や傷口をこすったりしないように気をつけてね)

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■ 高田さんからのミッション!

・ アマガエルが鳴くとき、どこがふくらむ? よーく見てみよう!

・ 泳ぐときの足の動き、じっくり観察してみよう!

・ 外で虫を見つけたとき、どうやって食べるのかも観察できたらラッキー!

【特別編】水族館でサメを観察してみよう!

外で生き物を探すのがむずかしいときは、水族館に行ってみよう!

水族館なら、じっくりと生き物を観察できるし、珍しい生き物にも出会えるチャンスがあるよ。

気になる生き物がいるなら、あらかじめ観察ポイントを調べてから行くと、見たいところを見逃さずにすむよ。「○○について知りたいんです」とスタッフさんに、具体的な質問をしてみるのも、おもしろいかも。

とはいっても、現地で「この子、気になる!」って出会って観察するのも、観察のたのしさのひとつ。高田さんも「そうした偶然の出会いが生き物観察の楽しさでもあります」と言っていたよ。

自分に合った生き物観察のしかたをみつけてみてね!

シロワニ / 『ゆるゆるサメ図鑑』

シロワニは、名前に「ワニ」とついてるけど、ワニではなくサメの一種。ワニはサメの呼び名のひとつで、大昔に生まれた日本の神話の中では大きな魚や海の怪物のような存在を表す言葉として使われているよ。

シロワニはちょっとだけ見た目はこわもてだけど、じつはおとなしくてよほどのことがない限り、人をおそわないおとなしいサメなんだ。見た目はコワいけど、ゆったり泳ぐ姿がとてもかっこいいよ。

■ シロワニの観察ポイント

サメって、じつは他の魚とちがうところがたくさんあるんだ。

例えば、体の多くが硬い骨でできている他の多くの魚とちがって、サメは軟骨というやわらかい骨でできているんだ。高田さんも、サメは体のつくりが独特だから、ほんとに魚類の仲間なのかなって不思議に思っちゃうことがあるんだって。

こうした体のちがいは、泳ぎ方や呼吸のしかたにも表れているかもしれないよ。

「どんなふうに泳いでる?」「どうやって呼吸してる?」

そんなふうに他の魚とくらべながら観察してみると、きっとおもしろい発見があるから、よく観察してみてね。

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■ 高田さんからの観察ミッション

・ ずっとむきだし?!
シロワニの歯を見てみよう!

・ この歯で何を食べてるの?
歯の形から、食べものを想像してみよう!

要注意! 特定外来生物って知ってる?

高田さんが、観察で注意するべき生き物として、教えてくれたのが「外来生物」。

外来生物(外来種)っていうのは、ペットとして飼われていたものが逃げ出したり、荷物にまぎれ込んだりして、本来その場所にはいなかったのに人の手によって他の地域に入りこんだ生き物のこと。

一見おもしろそうでも、実はその地域にもともと住んでいた生き物(=在来種)を食べてしまったり、病気や寄生虫を広げたりして、生き物たちの生活のバランスをこわしてしまうことがあるんだ。

なかでも、とくに悪影響が大きいとされる外来生物は、「特定外来生物」から指定されていて、生きたまま持ち帰ったり飼ったりするのは法律できびしく禁止されているよ。

だから、見つけたとしても、

・事前によく調べて捕まえないようにしよう!

「これは外来種なのかな?」と思ったら、『ゆるゆる外来生物図鑑』をチェックしてみてね。

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実際にレポートを作ってみよう!

生き物をじっくり観察できたら、次はそれをレポートにまとめてみよう!

「なんでだろう?」「おもしろいな」と思ったことを、自分のことばで書いてみることで、気づいたことがしっかり整理できるよ。

あとから見返しても、「こんなことを観察したんだな〜」ってすぐわかる、自分だけの「生き物レポート」を作ろう!

レポートをつくるのに必要なもの

・ノートや模造紙などの自由研究用の紙(白い紙でもOK)

・えんぴつ・ペン

・色えんぴつやクレヨン(スケッチに)

・カメラやスマホ(写真をとるとき)

・観察に使った道具たち(虫めがね、スケール、虫かごなど)

自由研究に必要な9項目|観察レポートを完成させるチェックリスト

観察レポートって、どんなことを書けばいいの?

下の9つをおさえておけばバッチリ! ひとつずつ書きながら、自分だけのレポートを完成させよう!

① タイトル

 → どんな生き物を観察したかがすぐわかる名前にしよう!(例:「はじめてのヤモリ観察」)

② 調べようと思ったきっかけ

 → 「なぜこの生き物を選んだのか」「どこで見つけたのか」などを書いてみよう!

➂ 気になったこと・予想したこと

 → 「こうなんじゃないかな?」「どうしてだろう?」と自分なりに考えたことをメモ!

④ やり方と使った道具

 → どんな場所で、どんなふうに観察したのか。使った道具も忘れずに!

⑤ 観察したこと(結果)

 → 見たこと、聞いたこと、気づいたことをなるべくくわしく書いてみよう。

⑥ わかったこと・発見したこと

 → 観察して「なるほど!」と思ったことをまとめよう!

⑦ やってみた感想

 → 「おもしろかった」「むずかしかった」など、正直な気もちを書こう。

⑧ 参考にした本や人

 → 本の名前や、話を聞いた人(たとえば高田さん!)などをメモしておこう。

➈ 日付と名前

 → いつ観察して、だれのレポートかがわかるように最後にしっかり書こう!

※レポートの書き方はぜんぶこの通りじゃなくても大丈夫!

自分が書きやすいように順番を入れかえたり、言葉を変えたりしてOKだよ。

大切なのは「自分のことば」でまとめること! それがいちばん伝わるレポートになるんだ。

高田さん直伝! 生き物の観察レポートをつくるときの3つのポイント

せっかくの発見や気づきがちゃんと伝わるように、まとめ方にもひと工夫が必要だよ。

ここでは、生き物観察のプロ・高田さんに教えてもらった、「レポートづくりで気をつけたい3つのポイント」を紹介するね。

観察したことをちゃんと伝えて、次に活かすためのコツ、ぜひ参考にしてみて!

①基本情報は必ずメモしよう

観察した日付や時間、気温や天気などの基本情報は、かならず記録しておこう。

たとえば海の観察なら、「干潮・満潮」「大潮か小潮か」といった潮の流れもとても大事なポイント。

ただ「たまたま見つけた」だけだと、次に見つけるのはむずかしいけれど、こうした情報があれば「いつ」「どこで」「どんな条件で」見られたのかがわかって、来年も同じ観察ができるかもしれないんだ。

②絵を描いたり、写真をとったりしよう

観察したものをスケッチすることで、「体のつくり」や「動きのしくみ」がよくわかるようになるよ。たとえば、関節や羽ばたき方など、自分でマネしながら描いてみると、ただ見るよりずっとよく理解できるんだって。

写真もとっておくといいよ◎ あとで見返したとき、「このときは気づかなかった!」という発見があることも。高田さんのおすすめは「全体」と「部位のアップ」の両方を撮っておくこと。レポートに使うときにも便利だよ!

③気づいたことはその都度記録しよう

「あっ、これちがうかも!」「さっきと動きが変わったかも?」

そんな気づきは、あとでまとめて書こうとすると忘れちゃうもの。思いついたときにすぐメモしよう。

レポート用紙に書きなおすのが大変だったら、メモをそのまま貼りつけちゃってもOK。

観察のリアルな記録が残ると、あとで見た人にも伝わりやすくなるよ!

『ゆるゆる図鑑』ってどんな本?

ゆるゆる四コマとしっかり解説の新感覚図鑑!

読みやすい四コマまんがで生き物の特徴や習性を楽しく紹介しつつも、本格的な解説がついていて、「楽しいのに、ちゃんとためになる!」そんな図鑑なんだ。

もともとは、「ちょっと気持ち悪い」「見た目がグロテスク」と思われがちな生き物を、「誰でも読めるように、かわいく紹介したい!」という思いから生まれたそう。

生き物を好きになるきっかけや入口として、たくさんの子どもたちに読まれているよ。

さらにすごいのは、文化的なお話や人間との関わりまで紹介してくれるところ。

高田さんは、

「観察する人、分類するのが好きな人、食べるのが好きな人……。 生き物好きにもいろんなタイプがいる。だから幅広い内容を収録して、いろんな角度から楽しめるように工夫しています」

と話してくれたよ。

「気になるけどちょっとこわい」って思ってた生き物も、『ゆるゆる図鑑』でなら好きになれるかも!

観察のパートナーに、ぜひ手に取ってみてね。

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生き物と向き合い、自分の「なぜ?」を大切にしてほしい|高田さんが『ゆるゆる図鑑』に込めた想い

『ゆるゆる図鑑』は、知識を伝えるだけでなく、「自分なりの  “なんでだろう?” を見つけるきっかけ」にしてほしいという高田さんの想いが込められているよ。

高田さん「図鑑を読んで、自分なりの「好き」とか「なんでだろう?」っていう気持ちを見つけてほしいんです」

本で、どんなにたくさんの情報を伝えられても、本当に大切なのは、自分で疑問を持つこと。

その「気づき」があると、やがて生き物だけじゃなく、世の中のいろんなことに興味が広がっていく。考えるきっかけが増えると、人生はもっと豊かになる。

そんな思いで、高田さんはこの図鑑をつくっているんだ。

また、高田さんは「本を読んだあとに “本物” を見てほしい」という気持ちも教えてくれたよ。

高田さん「まんがで生態を読んで、「ほんとにこんな動きするの?」って思ったら、ぜひ実際に観察してほしいですね。本物にしか伝えられないことが、確かにありますから」

本で得た知識が、自分の目で確かめた実感に変わるとき、生き物観察はもっとおもしろくなる。

この図鑑が、そんな体験への入り口になってほしい。

それが『ゆるゆる図鑑』に込められた、高田さんのアツい願いなんだね。

ガッコミで『ゆるゆる図鑑』を読んでみよう

ガッコミでは、『ゆるゆる図鑑』に載っている一部の四コマまんがを無料で読むことができるよ!

「こんな動きをするの?」「なにこれ、かわいい!」と、きっと観察してみたくなるはず。

興味がわいたら、図鑑や実物でもっとくわしく見てみよう!

まとめ:今年の夏は生き物観察にチャレンジ!

生き物観察は、身近な自然の中にある「ふしぎ」や「おどろき」を発見できる楽しい自由研究。

じっくり観察して、気づいたことをメモしたりスケッチしたりすれば、あなただけの発見レポートがきっとできあがるよ。

「なんでこんな動きをするんだろう?」「どんな場所にいるんだろう?」

そんな小さな「なぜ?」を大切にして、自分だけの視点で観察してみよう!